令和5年度 地盤工学会北海道支部 第63回年次技術報告会で地盤工学会北海道支部賞として選出されました。

「令和5年度地盤工学会北海道支部総会」が令和5年4月24日(月)、ホテル札幌ガーデンパレスで執り行われ、地盤工学会北海道支部賞を本社土木部 樽見真人工事部長が受賞しました。
同賞は、令和5年1月26日(木)~27日(金)に開催された第63回年次報告会での45件の投稿の中から、地盤工学に関する技術の進歩発展に寄与する優秀な業績が認められた論文を表彰するものです。
今回の論文は『ぜい弱泥岩を盛土材とした道路盛土の施工事例』と題し、帯広広尾自動車道の「忠類大樹IC~豊似IC(仮)~広尾IC(仮)」の切土区間から発生したスレーキング現象を起こす弱~未風化の泥岩(軟岩)を、盛土材として流用する際の施工方法と品質管理方法を発表したものです。
選考理由は、今後進捗する「忠類大樹IC~豊似IC(仮)~広尾IC(仮)」の事業区間において、泥岩(軟岩)を盛土材として流用するための手引きとなり、品質管理方法が統一されることの功績は大きく、土工工事の現場施工事例として評価されました。
今後もこの受賞を励みに更なる安全確保、品質管理を徹底し、全社の技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。

執行役員副社長 戸松 義博

論 文 名:ぜい弱泥岩を盛土材とした道路盛土の施工事例
工 事 名:帯広広尾自動車道 大樹町 振別南改良工事
発 注 者:北海道開発局 帯広開発建設部
受 注 者:宮坂建設工業株式会社
工   期:令和4年3月31日~令和5年3月2日
監理技術者:樽見 真人
現場代理人:小林 天道

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