ジャッキ吊上げ工法

 平成13年の台風15号により被災を受けた新生橋の橋脚1基と上部を復旧するために、行った工法です。

当時の状況は、橋脚が水害で沈下・崩壊し橋自体が通行不能になり早期の道路供用開始が望まれていました。

従来の工事(橋脚と2径間の桁新設)では約5ヶ月の工期が必要であり、ジャッキ吊上げ工法で行うと3ヶ月で完成することができ、更に工事費も半分以下でできることから採用となりました。

施工方法は、PC鋼棒を用いて被災した上部桁を吊り上げた状態で橋脚を新たに構築し、桁の解体を行わず桁を戻すという道内でも数少ない特殊工法です。

施工実績

豊頃糠内芽室線 災害復旧工事(全応急)