令和2年度 北海道開発局優良工事等表彰を3年連続で受賞しました。
北海道開発局では、工事・業務を対象に成績評定が特に優秀であり、他の模範として推奨するに値すると認められる場合に、当該企業及び技術者を表彰することとしております。
工事部門では、令和元年度に完了した工事1,701件の中から創意工夫や困難な条件を克服し顕著な成績を上げた工事37件が選ばれました。
今回受賞した「帯広広尾自動車道 大樹町 歴舟川橋下部工事」は、南十勝地域における大規模災害時の避難及び支援物資輸送路の確保や港湾アクセスルートの効率性・安全性向上の為、忠類大樹ICから広尾町に至る延長約28kmの大樹広尾道のうち歴舟川橋下部の橋台1基、橋脚1基を建設する工事です。
この工事の橋台は、複雑な形状の箱式橋台でありましたが、三次元設計データや3Dプリンターによる模型を活用し、工事従事者との合意形成の迅速化につなげ、安全な施工計画の立案、円滑な工程の確保、出来形精度の向上につなげました。また、暑中・寒中コンクリートの温度管理に、赤外線カメラを活用した温度管理の見える化を行い品質向上に取り組みました。
当工事は、1年5ヶ月の長い工期でありましたが、新技術を活用し無事故無災害で工事を完成させた事が評価されました。
このような賞を頂いた事に感謝するとともに、各工事に関係された皆様に厚く御礼申し上げます。
今後も更なる安全確保、品質管理の徹底、創意工夫、技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。
常務執行役員土木担当 棟方 聡
【道路部門】
工事名:帯広広尾自動車道 大樹町 歴舟川橋下部工事
発注者:北海道開発局 帯広開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:三森 雅弘
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