計画の趣旨
弊社は、大正11年創業以来「世の為人の為につくせ」を創始者の遺訓とし、異常気象や地震等の災害発生時に備えた24時間防災体制を整え、地域に貢献できる企業を目指し社会貢献につながる活動を実践してまいりました。
弊社主催の防災訓練は、釧路沖地震が発生した平成5年を契機に開始し、平成15年の十勝沖地震発生後は、地域住民の皆様の防災意識高揚と被害軽減を目的に一般参加型防災訓練に内容を拡充して実施しております。
この度、大規模な自然災害や事故等で弊社の社員、社屋、設備、施工中の現場、協力会社等に相当の被害を受けても重要業務を極力中断せず、また、たとえ中断しても許容される時間内に復旧できるよう、創始者の遺訓を基本理念に事業継続計画(BCP)を策定いたしました。
計画の目的
1. 【社員と家族の安全と雇用を守る】
災害・事故発生時において、社員と家族の安否確認を速やかに行い、生命・身体の安全を第一とし、その雇用を確保する。
2. 【本社・支店等自社保有施設の機能確保】
災害・事故発生時の対策本部設置に備え、本社・支店等自社所有施設の機能確保を事前に行い、復旧活動を行える体制を構築する。
3. 【事業継続により顧客の信用を守る】
災害・事故発生時、業務を中断させることなく、出来る限り誠意を持って迅速かつ適切に配慮し、行動する。
4. 【インフラ復旧により地域を守る】
災害・事故発生時には、インフラの復旧等、社会・地域の早期復旧に貢献することが社会的使命であり、行政と共に地域に根ざした建設会社として積極的に対応し、地域社会を守る。
主な緊急時対応・出動実績
平成5年1月15日 釧路沖地震 震度6
事態 | 平成5年1月15日 釧路沖地震 震度6 |
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年月日 | 平成5年1月16日~平成5年1月31日 |
出動箇所 | 豊頃町十勝川(幌岡地区) |
活動概要 | 被災状況確認、被災築堤仮復旧、0.8BH×2台、延人員250人 |
平成15年9月26日 十勝沖地震 震度6弱
事態 | 平成15年9月26日 十勝沖地震 震度6弱 |
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年月日 | 平成15年9月27日~平成15年10月2日 |
出動箇所 | 豊頃町十勝川支流(牛首別川) |
活動概要 | 被災状況確認、被災築堤仮復旧、延長1,560m、24H対応、 65tクローラクレーン×2台、0.8BH×4台、ショベル×2台、延人員200人 |
平成28年8月30日 北海道豪雨災害 台風10号
事態 | 平成28年8月30日 北海道豪雨災害 台風10号 |
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年月日 | 平成28年8月31日 |
出動箇所 | 札内川、戸蔦別川合流点 |
活動概要 | 仮築堤設置、0.7BH×2、25tラフタークレーン、50tクレーン、 D65ブル×5、D85ブル、D155ブル、24H対応、延人員320人 |
平成30年9月6日 北海道胆振東部地震 震度7
事態 | 平成30年9月6日 北海道胆振東部地震 震度7 |
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年月日 | 平成30年9月14日~平成30年9月17日 |
出動箇所 | 厚真町高丘地区夕張厚真線 |
活動概要 | 土砂撤去、拡幅、伐開、ZX200 0.8㎥×3台、ZX330 1.2㎥×1台、 PC200 0.8㎥×1台、バックホウ×5台、グラップル×1台、延人員7人 |