NATM工法(小断面水路トンネル)
NATM(New Austria Tunnelling Method)はヨーロッパで発達し、吹付けコンクリートとロックボルトを主体とした工法で地質状況や社会環境に即した改良・改善を加えた日本式のNATMがトンネル支保工の標準工法になっています。
トンネルの用途として道路トンネル・水路トンネル・鉄道トンネル・地下鉄等があり、現在当社では道路トンネルと水路トンネルの実績があります。
「ヌップトンネル」は小断面で劣化しやすい蛇紋岩地質のため、【NATM工法・発破掘削・レール方法】を採用しました。
※【NATM工法・発破掘削・レール方式】
- 小断面トンネル(通常50m2程度)をNATM工法で劣化しやすい蛇紋岩の地質の長大トンネルを掘削しました。
- 小断面トンネルである為、レール方式【タフローダー(積み込み)・シャトルカー(運搬)】でズリ出しをしました。
施工実績
- 勇払東部(二期)地区厚幌導水路幌内北工区外一連工事
- 勇払東部(二期)農業水利事業 厚幌導水路隧道工建設工事
- 小石川 広域河川改修工事(河川トンネル)
- 道央用水(三期)農業水利事業 道央注水工川端トンネル建設工事
- 樺戸(二期)農業水利事業 総富地頭首工総富地トンネル建設工事
- 雨竜川中央農業水利事業 多度志幹線用水路ヌップトンネル建設工事
資料
- 小断面トンネルに於ける湧水対策について(PDF 15KB)
- 川端トンネル工事における各種取組技術の紹介(PDF 1,040KB)